歯列矯正専門:女性矯正歯科医フリージアの会
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日本歯科新聞 2007年10月

女性目線の矯正目指す「フリージアの会」
生活考慮した気遣い


先進国の中で、日本は歯並びに関して1番の後進国とも言われる。歯並びを気にしつつも実際に治療を受けている人は1割にも満たないという調査結果も出ている。そんな中、女性の立場に立った矯正治療を目指す「フリージアの会」が2002年に設立した。会員の一人、はしば矯正歯科の橋場干織氏に同会の目的や今後の展望などを聞いた。

――女性だけの会ということですが、設立の目的は。

橋場 歯科に限らず世の中で関心の高い分野には女性が集まっています。最近では様々な分野で女性特有の感性が求められていると感じています。歯科においても、女性にとって特に審美面での関心が高い矯正治療について、情報交換や、質の高い治療を目指して研修を行うなど、切磋琢磨していこうという目的で「フリージアの会」を設立しました。

――どのような人が集まっているのですか。

橋場 質の高い治療を目指すことから矯正臨床経験15年以上のベテランの矯正医が集まっています。
 また全員が矯正治療を経験しており、治療の痛みや不快感などが分かるメンバーだと思います。
 また会員には子育ての経験を持つ者も多く、成長過程をよく理解しているので、年齢にあった物の見方や生活環境を考慮した気遣いができる、という自信もあります。自主的に治療に来る成人患者さんに比べて意識が高くない子供の矯正や、思春期を迎えている子供などへの対処に力になれると思っております。

――スタディーグループという位置付けではないのですか。

橋場 少し違うかもしれません。お互いに症例を持ち寄るなど勉強いたしておりますが、どちらかというと矯正歯科の啓発活動に力を入れていきたいと思っています。
 患者さんの立場と専門家の知識を良いバランスで結び、矯正治療の必要性が社会に広まってほしいと願っています。

――啓発活動について具体的な方法は。

橋場 一つとして、矯正歯科の本を一般図書として出版する予定です。
 また、主に全国の会員が努力することによって、地域からどんどんと矯正歯科の大切さを広げていければと思っています。
40年もの間、生活にかけるお金は多くなり、豊かになってきておりますのに、健康に深く関係している「歯」についてはまったく重要視されていないというのが現状です。
 しかし、矯正治療によって、機能的にも精神面でも大きな恩恵を得られる患者さんがたくさんいらっしゃると思います。
 患者さんの幸せのために、矯正を行っていない一般の歯科医院におきましても矯正のメリットを認識してもらい、治療が必要と思われる患者さんには声を掛けていただければと考えております。


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